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がんの種類別にみる抗がん剤の副作用一覧

抗がん剤治療の治療により発症する主な副作用を解説しています。また、そのがんの特徴についても解説しているので、合わせて参考にしていただければ幸いです。

抗がん剤で副作用が報告されているがんと副作用

がんとその治療に伴う主な副作用を一覧にして解説しています。しかし、抗がん剤治療にはいくつも薬剤があるため、同じがんの治療でも症状は様々です。ここで解説する症状は一例ですので、より詳しく知りたい方は一覧に設置しているリンクからご確認していただければと思います。

乳がん

がんの特徴

発症者の約20%が死に至る悪性腫瘍。乳房の乳腺に発生する腫瘍で、30代以降の女性に起こるケースが多い傾向にあります。1年間に約4万人が乳がんと診断され、女性のかかるがんの中でも一番確率が高いがんです。

治療による主な副作用

治療による副作用には吐き気や嘔吐、発熱をはじめ骨髄抑制や出血性膀胱炎、脱毛といった副作用を発症します。男性の場合は精子の生産停止、女性の場合は無月経を引き起こすなど、生殖器系への影響が出る可能性も。長期の治療となると動悸やめまい、息切れ、骨髄抑制が強くなることもあります。

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肝臓がん

がんの特徴

肝臓に発生する悪性の腫瘍。肝臓がんは2種類に分けれ、肝臓に直接発症する「原発性肝がん」と別の部位から転移することで発症する「転移性肝がん」があります。5年生存率は10~70%となっており、症状の重さによって差があります。

治療による主な副作用

強い下痢や出血性腸炎などの消化器障害をはじめ、しびれやめまい、倦怠感といった精神神経症状を発症。また、色素沈着や脱毛といった皮膚症状、腎機能・肝機能の低下、発疹、過敏症、発熱なども引き起こします。

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胃がん

がんの特徴

胃の粘膜などに発症する悪性の腫瘍。がんの中では2番目になりやすいのですが、初期症状がないために早期発見が難しいがんでもあります。早期発見ができれば5年生存率は90%程度とされています。

治療による主な副作用

口内炎や発疹、骨髄抑制、色素沈着といった副作用を引き起こします。また、重い肝機能障害によって黄疸を伴う症状が起きる可能性があるため注意が必要。下痢や吐き気、嘔吐などの消化器障害を発症することもあります。

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肺がん

がんの特徴

肺の気管、気管支、肺胞などに発生する悪性の腫瘍。発症原因の8割が喫煙と考えられています。がんによる死因の大半が肺がんで、ステージIVまで進行した場合の5年生存率は5%未満です。

治療による主な副作用

激しい下痢や腸炎の可能性があり、重い症状になると致命的になることもあります。高い頻度で骨髄抑制の症状が現れ、貧血や敗血症といった重い症状がでることも。その他に、吐き気や嘔吐、下血、間質性肺炎などが起こる場合もあります。

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大腸がん

がんの特徴

大腸(盲腸、結腸、直腸)や肛門菅に発生する悪性の腫瘍。50歳を超えると発生のリスクが高まりますが、早期発見ならば約99%が完治します。しかし、肺や肝臓、腹膜などに転移するケースもあるので注意が必要です。

治療による主な副作用

消化器障害をはじめ、しびれや倦怠感といった精神神経症状、色素沈着や脱毛といった皮膚症状を引き起こします。また、腎機能・肝機能の低下、発疹、発熱などを発症することも。

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卵巣がん

がんの特徴

女性の卵巣に発生する悪性の腫瘍。ステージⅢまで進行すると、5年生存率は30%以下と低くなります。また、40~50代の発症率が高く再発リスクも高いため、治療後の予防対策が重要です。

治療による主な副作用

発熱や吐き気、嘔吐をはじめ、骨髄抑制や出血性膀胱炎、脱毛などの症状が挙げられます。脱毛に関しては、治療を終えて投与を止めると自然と回復するようです。また、男性では精子生産停止、女性では無月経が起こる可能性があります。

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膵臓がん

がんの特徴

すい臓に発生する悪性の腫瘍。治りにくい「難治がん」として有名で、進行速度も早く、発見時には手遅れということも。また、再発リスクも高く、5年生存率は20%以下と極めて低くなっています。

治療による主な副作用

吐き気や嘔吐、骨髄抑制、口内炎などの消化器症状、発熱をはじめとする過敏症や発熱、頻脈、頭痛、脱毛などが挙げられます。他にも、アナフィラキシー症状や間質性肺炎、心筋梗塞、肺水腫、うっ血性心不全、腎不全といった症状も報告されています。

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白血病

白血病の特徴

血液中の白血球が悪性の腫瘍になるのが白血病。「血液がん」とも呼ばれ、5年生存率は50%前後。しかし、急性白血病を発症した際には、数日後には亡くなってしまうケースもあります。

治療による主な副作用

下痢や腹痛、口内炎、発熱、倦怠感などが出る場合がありますが、一番多く見られる症状は食欲不振や嘔吐といった消化器症状です。また、複数の抗がん剤を併用する場合は、白血球減少といった血液障害が起こる可能性もあります。

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最近では副作用の少ない医療方法が確立されている

以上にあげた8種類のがんを抗がん剤で治療すると、どうしても大きな副作用がともなってきます。治療をしなくてはいけないけれど、どうしても副作用に対する不安や恐怖はあるもの。しかし、最近では遺伝子治療や免疫療法といった副作用の少ない治療方法が確立されてきています。

日本のクリニックでも、副作用の少ない治療法を導入するクリニックも増えてきているようです。副作用による体への負担、心への負担を減らすためにも、抗がん剤での治療だけでなく、これらの治療法も選択肢としてみてはいかがでしょうか。

このサイトでは、副作用の少ない治療が受けられるクリニックを紹介しているのでぜひ参考にしていただき、少しでも皆さんのお役に立てれば嬉しく思います。