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抗がん剤シクロホストファミドの解説

シクロホスファミドはどのような抗がん剤なのか?

《画像の説明》

シクロホスファミドとは、細胞障害性抗がん剤に属し、経口用エンドキサン原末100mgに含まれている成分です。

この薬はアルキル基を所有する化学物質を含み、がん細胞内のDNAと結合して分裂抑制や死滅させ、症状を緩和したり、治癒する効用があります。

どんな癌に処方される抗がん剤か?

シクロホスファミドが適応となるがんは以下の通りです。

各個人の症状や治療方針によっては必ずしも使用される訳ではありません。

適当されるがんの主な種類

  • 肺がん
  • 咽頭がん
  • 胃がん
  • 大腸がん
  • 膵臓がん
  • 乳がん
  • 子宮頸がん
  • 子宮体がん
  • 睾丸腫瘍
  • 悪性リンパ腫
  • 急性白血病
  • 悪性黒色腫

など

気になる副作用や注意するべき点は?

シクロホスファミドを服用する場合の副作用や注意事項について調べてまとめました。

処方された時に不安なく飲めるように、ぜひ知っておきましょう。

シクロホスファミドの副作用

シクロホスファミドの主な副作用は嘔吐や吐き気、倦怠感、発疹、脱毛などです。

ただし、症状によっては重篤になるリスクがあり、以下のような自覚症状には気をつけなくてはなりません。

シクロホストファミドの重大な副作用

以下の場合は速やかに医師、薬剤師に伝える必要があります。

アナフィラキシー

自覚症状

蕁麻疹、動悸、息苦しさ、喉のかゆみ、目や唇周辺の腫れなど

骨髄抑制

自覚症状

発熱、寒気、口内炎、口内の白い斑点、出血しやすい、動悸息切れなど

心不全

自覚症状

動悸息切れ、全身のむくみ、だるさ、横になると呼吸が辛いなど

出血性膀胱炎

自覚症状

血尿、頻繁尿、排尿時の痛み、残尿感など

シクロホストファミド服用の注意点

ペントスタチン使用者、妊娠・授乳中の人、薬のアレルギー発症経験者、他の薬やサプリ使用者などは医師や薬剤師に事前に確認されます。

場合によっては服用できない場合や飲み合わせの調整などがされる場合があります。

また、肝障害、腎障害のある人、骨髄抑制や感染症にかかっている人などは症状が悪化するリスクがあるため、使用の際には特に注意が必要です。

服用の際に気をつけること

飲み忘れのないようにし、忘れて2回分を一度に飲んだり、飲む間隔が短すぎてはいけません。

服用後には必ず水を飲む必要がありますが、水分摂取制限で飲めない場合はうがいをしてください。