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抗がん剤ドキソルビシンの解説

ドキソルビシンはどのような抗がん剤なのか?

ドキソルビシン

ドキソルビシンとは、細胞障害性抗がん剤のアントラサイクリン系薬剤で、アドリアシン注用50やアドリアシン注用10に含まれている成分です。

これは静脈に注射投与する薬で、細胞内のDNAやRNAの合成を妨げてがん細胞増殖を抑制し、症状緩和、治癒、延命の効用があります。

どんな癌に処方される抗がん剤か?

ドキソルビシンが適応となるがんは以下の通りです。

ただし、それぞれの患者の症状や治療方針によって使用されないケースもあります。

適当されるがんの主な種類

  • 肺がん
  • 胃がん
  • 胆嚢がん
  • 大腸がん
  • 膵臓がん
  • 乳がん
  • 子宮体がん
  • 悪性リンパ腫
  • 骨肉腫
  • 多発性骨髄腫
  • 小児固形腫瘍

など

気になる副作用や注意するべき点は?

ドキソルビシンを使用する場合の副作用や注意事項について調べてまとめました。

安全に安心して使用するためにも、ぜひ知っておきましょう。

ドキソルビシンの副作用

シクロホスファミドの主な副作用は脱毛、嘔吐や吐き気、食欲不振、発熱、残尿感、胸痛などです。

副作用については常に医師によりチェックされますが、重大な副作用を起こすリスクもあるため、以下の自覚症状には十分気をつけましょう。

ドキソルビシンの重大な副作用

急な体調の変化や下記の症状が出た場合、速やかに医師、薬剤師に伝える必要があります。

ショック

自覚症状

蕁麻疹、動悸、息苦しさ、喉のかゆみ、目や唇周辺の腫れなど

心筋障害

自覚症状

胸の痛み、動機息切れ、むくみなど

心不全

自覚症状

動悸息切れ、全身のむくみ、だるさ、横になると呼吸が辛いなど

貧血

自覚症状

動悸息切れ、だるさ、疲れやすい、顔色が悪いなど

骨髄機能抑制

自覚症状

発熱、寒気、口内炎、口内の白い斑点、出血しやすい、動悸息切れなど

間質性肺炎

自覚症状

少しの運動で息切れや息苦しさ、空咳など

ドキソルビシン服用の注意点

アントラサイクリン系薬剤の抗がん剤を使用したことがある人、妊娠・授乳中の人、心機能異常や既往歴のある人、他の薬を服用している人などは医師や薬剤師に事前に確認されます。

また、骨髄抑制、肝障害、腎障害のある人や感染症にかかっている人などは使用の際には特に注意が必要です。

服用の際に気をつけること

骨髄抑制の症状が出る場合がありますが、そのままにしておくと感染症のリスクが高まります。

血液検査で早期発見ができるため、倦怠感や血が止まらないなど異常があった場合は医師に相談しましょう。