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抗がん剤メトトレキサートの解説

メトトレキサートはどのような抗がん剤なのか?

メトトレキサート

メトトレキサートとは、細胞障害性抗がん剤の代謝拮抗薬に属し、メソトレキセート錠2.5mgに含まれている成分です。

この薬はDNA合成に役立つ活性型葉酸を生成する酵素の働きを阻害してがん細胞増殖を抑制し、症状を緩和したり、治癒、延命の効用があります。

どんな癌に処方される抗がん剤か?

メトトレキサートが適応となるがんの種類は以下の通りです。

ただし、それぞれの患者の全身の状態や治療方針によって使用されないこともあります。

適当されるがんの主な種類

  • 急性白血病
  • 慢性リンパ性白血病
  • 慢性骨髄性白血病
  • 絨毛がん
  • 破壊胞状奇胎
  • 胞状奇胎

など

気になる副作用や注意するべき点は?

メトトレキサートを使用する場合の副作用や注意事項について調べてまとめました。

ガンの種類や病状によってその効果や副作用は異なりますので事前によく知っておきましょう。

メトトレキサートの副作用

メトトレキサートの主な副作用は吐き気、嘔吐、食欲不振、発熱、光線過敏症、蕁麻疹などです。

薬を使用している場合は採血にて副作用チェックが行われますが、重篤になるリスクもあるので十分に気をつけましょう。

メトトレキサートの重大な副作用

急な体調の変化を感じたり、いつもと違う自覚症状が出た場合、速やかに医師、薬剤師に伝えましょう。

アナフィラキシーショック

自覚症状

意識の混濁、動悸、息苦しさ、声のかすれ、喉や皮膚のかゆみ、目や唇周辺の腫れなど

骨髄抑制

自覚症状

発熱、寒気、倦怠感、口内の白い斑点、歯茎の出血や鼻血、動悸息切れ、下痢、腹痛など

心不全

自覚症状

動悸息切れ、全身のむくみ、だるさ、横になると呼吸が辛いなど

劇的肝炎

自覚症状

発熱、倦怠感、白目や皮膚が黄色くなる、腹痛、お腹の張り、発疹、意識の低下など

間質性肺炎

自覚症状

階段の上り下り程度で息切れや息苦しさ、空咳、発熱など

皮膚粘膜眼症候群

自覚症状

発熱、眼の充血、まぶたの腫れ、皮膚の赤み、排尿排便時の痛みなど

脳症

自覚症状

意識低下、判断力低下、痙攣、めまい、記憶力低下、喋りにくいなど

メトトレキサート服用の注意点

妊娠や授乳中の人、他の薬やサプリメントを服用している人、これまでに薬でアレルギー症状が出たことがある人などは医師や薬剤師に事前に確認されます。

また、骨髄抑制のある人や感染症にかかっている人は使用の際に特に注意しなくてはなりません。